聖徳大学附属女子中学校・高等学校
「健康・心身に関する講演会」
平成27年3月19日に聖徳大学附属女子中学校・高等学校で「健康・心身に関する講演会」を開催しました。
講演概要
開催場所: | 聖徳大学附属女子中学校・高等学校 奏楽堂 |
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参加者: | 中学1・2年生、高校1・2年生 |
演題: | 中学生の部: 「女性として生きる ~中学生のみんなに知ってほしいこと~」 高校生の部: 「女性として生きる ~高校生のみんなに知って欲しいこと~」 |
講師: | 八田 真理子先生 (聖順会 ジュノ・ヴェスタクリニック八田 院長 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医) |
講演の様子
一昨年の講演会に引き続き、春休みに入る前の時期に八田真理子先生の講演をお願いしました。
中学生の部では豊富なスライドと、写真や統計データを用いて、女性としての体の変化、思春期に向かっての心構え、男女交際を通じて注意する点等を中学生にも分かりやすく、説明していただきました。
高校生の部では、事前にアンケートを実施し、幸福感からはじまり、結婚に対する考え、子供を産むことへの女性としての心構えに関するデータを分析し、周辺の他校との違いなども併せて説明頂きました。 特に高校生の場合は進学、就職、結婚、出産、育児さらにはキャリア形成などの課題を考えて、どのように自分たちのライフプランを描き、準備するのが望ましいか等の点からの話に力点を置いて説明がありました。
講演会の後に小冊子「Human+」が生徒に配布され、講演+小冊子で講演の内容を一層効果的に理解してもらうことが出来ました。 講演後に実施したアンケートでも、講演内容、資料、説明の方法等に生徒、教職員の両方から高い評価を頂きました。 特に、教職員の皆さんのアンケートでも、この分野で外部専門家としての産婦人科医への期待が大きいことが示されています。
又、八田先生は、色々な啓蒙活動に奔走され、地元で気軽に相談に乗っていただける専門医として、学校関係者にも評価を頂いています。 協会では、教職員の方との事前すり合わせ、講演の企画実施、講演後のアンケートを通じた分析を通じ、できる限り効果的に内容の充実を図る様に運営に配慮しております。
尚、この講演は、厚生労働省の後援を受けている当協会の講演会活動の一環として開催されました。
講演者プロフィール
八田 真理子先生
ジュノ・ヴェスタクリニック八田 院長
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医
「ジュノ・ヴェスタクリニック八田」を開院。 産婦人科医。 日本産科婦人科学会専門医、母体保護法指定医、日本マタニティフィットネス協会認定インストラクター。
幅広い年代の女性に診察を行うとともに、NHK Eテレ「オトナへのトビラ」出演等、マスコミや講演会を通じて若者へ正しい性と心の知識啓発に活躍。