2018年03月16日

聖徳大学附属女子中学校・高等学校

「健康・心身に関する講演会」


平成30年3月16日に聖徳大学附属女子中学校・高等学校にて「健康・心身に関する講演会」と題して講演会を開催しました。

講演概要

開催場所:聖徳大学附属女子中学校・高等学校
参加者:中学1・2年生 110名、高校1・2年生 260名、教員・保護者の方々
演題:中学生の部: 「女性として生きる ~中学生のみんなに知って欲しいこと~」
高校生の部: 「女性として生きる ~高校生のみんなに知って欲しいこと~」
講師:八田 真理子先生 (聖順会 ジュノ・ヴェスタクリニック八田 院長)

講演の様子

春休みに入る前の時期に八田真理子先生にお話いただき、今年で5年目となりました。 今年は学校からのご要望に合わせて、女性の体とホルモン(プロゲルテロンやテストステロン)の関係や、ホルモンバランスからくる不調の症状と対処法、ダイエットなどの痩せが与える影響を中心にお話しくださいました。

中学生の部では、体の仕組みから紐解き、月経の仕組みやそれに伴うホルモンの変化を解説。 月経困難症やPMS、子宮内膜症の治療に関してお話くださいました。 また、ピルの作用や副作用も説明してくださり、今後月経痛等で困った時の選択肢として知ってもらえる機会になりました。 生徒さんの学習状況に合わせて言葉を選びつつご講演いただきました.

高校生の部では、事前にアンケートを実施し、生徒の皆さんがどんな思いなのかを把握した上で講演してくださっています。 また、養護教諭から生徒に多い訴え等をヒアリングし、生徒が自分に置き換えて聞けるように具体例を交えつつ、ホルモンバランスからくる不調について解説。 ダイエットや痩せに関しては生徒の受け止め方にも気を配ってくださり、表現やトーンも工夫してくださいました。 少しでも婦人科受診のハードルが下がり、困った時に産婦人科医を頼れるようにお話くださいました。

尚、この講演も、厚生労働省の後援を受けている当協会の講演会活動の一環として開催されました。

中学生の部: 「女性として生きる ~中学生のみんなに知ってほしいこと~」

高校生の部: 「女性として生きる ~高校生のみんなに知って欲しいこと~」

講演者プロフィール

八田 真理子先生

ジュノ・ヴェスタクリニック八田 院長
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医

「ジュノ・ヴェスタクリニック八田」を開院。 産婦人科医。 日本産科婦人科学会専門医、母体保護法指定医、日本マタニティフィットネス協会認定インストラクター。
幅広い年代の女性に診察を行うとともに、NHK Eテレ「オトナへのトビラ」出演等、マスコミや講演会を通じて若者へ正しい性と心の知識啓発に活躍。

ジュノ・ヴェスタクリニック八田