2019年03月16日

聖徳大学附属女子中学校・高等学校

「健康・心身に関する講演会」


平成31年3月16日に聖徳大学附属女子中学校・高等学校にて「健康・心身に関する講演会」と題して講演会を開催しました。

講演概要

開催場所:聖徳大学附属女子中学校・高等学校
参加者:中学1・2年生 110名、高校1・2年生 260名、教員・保護者の方々
演題:中学生の部: 「正しい知識があなたを守る いつか必ず役に立つ ライフスキル講座」
高校生の部: 「正しい知識があなたを守る いつか必ず役に立つ ライフスキル講座」
講師:高橋 幸子先生 (埼玉医科大学 産婦人科 助教)

講演の様子

今回初めて講演をしていただく高橋幸子先生。 今回の講演では初めて、生徒や教員にも協力をいただき、ロールプレイを盛り込みました。 中学生も高校生も飽きることなく、集中していたのが印象的です。

まず、中学生の部では、生徒さんの雰囲気に合わせて、思春期の男女交際やLGBT、性交渉と避妊、産婦人科の受診について解説してくださいました。
LGBTのトピックスでは、生徒5人と教員にご協力いただき、寸劇(ロールプレイ)を実施。 自分の友人が壇上に立つことで、生徒の集中も高まります。 言葉の表現も中学生にわかりやすく噛み砕いてくださるので、生徒たちも時折頷きつつ、話を聞いています。
中学1、2年生なので、すぐに必要な知識ではないかもしれませんが、いつか役に立つということを高橋先生は伝えていました。

高校生の部でも、男女交際、デートDV、性交渉と避妊、性感染症、産婦人科受診について解説。 中学生とトピックスは似ていても、使う言葉や盛り込む情報はしっかり高校生向けにアレンジしてくださっています。

ロールプレイはデートDVをテーマに実施。 演劇部の生徒さんが気持ちを込めて演じてくれたので、生徒の素直な反応が見られました。 メモを取る生徒も多く、真剣に聞いている様子が伝わってきました。

講演終了後は高橋先生の元に駆け寄り質問する生徒さんや保護者の姿もあり、産婦人科医に相談できるいい機会ともなりました。

尚、この講演も、厚生労働省の後援を受けている当協会の講演会活動の一環として開催されました。

講演者プロフィール

高橋 幸子先生

埼玉医科大学 産婦人科 助教

山形大学医学部を卒業し、現在は埼玉医科大学 社会医学 医療人育成支援センター 地域医学推進センター 助教。 埼玉医科大学病院 産婦人科にて思春期外来を担当。
埼玉県内の中学校、高等学校を中心に、年間約100回ご講演され、性教育に尽力されています。

埼玉医科大学病院